よりによって パリで中華

パリに来て最初の夜よりによって中華を食べてしまいました。
一応理由があったのです。
2年前初めてパリに来たときに「西湖酒楼」というレストランがあったのを覚えていて、そのお店に来たのです。
↓2年前の写真。

今、僕は杭州に住んでいます。その杭州のシンボルともいえる西湖。2年前撮った写真の中で一番気に入った写真に偶然「西湖酒楼」というレストランのネオンが写っていたのだ。
当時は杭州に住むことなぞ考えていなかったのに、なんとも偶然というか何かしら若干運命的なものをこのお店に感じてしまったのだ。
それで当時の記憶を頼りに、パリの町をうろつき幸運にも見つけることが出来たではないか!

探してみるものである。
で、店に入ってメニューを確認してみたところ、タイ料理、ベトナム料理アジア系なんでもござれなのだ。
その上、店の様子や働いている人を見ている内に気付いたのだ。
「彼らタイ人だ。。。」
店に入ったときに今杭州に住んでいることをいっても大した反応がなかったし、中国語で話し掛けても反応が鈍い。今までの経験上こんなことってありえないのだ。もし杭州人であれば、自分の故郷に住んでいるって聞いたらこちらがいやって言うほど話し掛けて来るはず。
最後に「あなたたちタイ人なの?」って確認してみたら、
「私たちカンボジア人よ。」とのこと。
なんか店員さんの大半がすごくずんぐりむっくりな感じだったんだけど納得でございます。
にしても、カンボジアから来てずっと店を続けるなんてすごいね。
しかしまあ、運命を感じたなんて、おいらの感覚もたいしたことねえなあ。。。
でもおいしかったからいいのだ!