VAIO改造手術

で、先日の日記に書いたとおりハードディスク移植を決意したのですが、最近の大きめのノートパソコンだと結構簡単に分解できるのだが、このVAIOくんは調べてみると、ばらしが大変らしい。最も参考になったのが↓下記のサイト:分解web
http://bunkai.jp/note/sony/pcg-tr3e_b.html

小型化するために結構がんばったみたいで、構造が複雑らしい。また、ハードディスクの種類も若干マイナーな小型タイプ。(1.8インチ)。HDDタイプのiPODに使われているタイプと同系統。iPODバラして容量UPするツワモノが結構いるらしい。

しかし、VAIOくんに使えるハードディスク単品を手に入れるのに一苦労。わかってしまえば、簡単なんだけどね。かなり時間かかりました。以下のようなことでした。

メーカーは東芝なんだけど、すでに生産終了になっているタイプだった。(東芝1.8インチHDDの従来のインターフェース(接続方式)であった。メス型のコネクタを採用したタイプは生産終了.今後はすべてZIF/LIFタイプ。)
型番表記は MK(東芝型番) xx(容量) xx(シリーズ)GAL/GAH(5mm厚/8mm厚)となってます。
iPODタイプ(オス型コネクタ)が主流となったため、2006年末に生産終了していた。ネットとかで調べたおし、なんとか最大容量の80Gのものをゲットする。

↓こういうやつ。TOSHIBA1.8'' MK8007GAH (80GB,4200rpm,ATA,8mm厚)

TOSHIBA1.8'' MK8007GAH(80GB,4200rpm,ATA,8mm厚)←ショップへのリンク


ちゃんとコネクタ部分がメス型です。ちなみに生産終了してないタイプだと今なら250Gのものが出てる。生産復活してくんないかなあ。

中国とかヨーロッパでも調べたけど、もう今は日本でしか手に入らないみたいでした。んで、先週日本に帰る予定にしてたので母親に送りつけて受け取ってもらった。 先日、日本に立ち寄ることが出来たので、母親からハードディスクをゲットし中国に帰ってきた。

して、手術敢行!
写真にあるように、持ち主に似て筋骨隆々で無駄のない体です。職業にもしてるように、機械好きなので、ものが分解されて、中身をのぞけると血が騒ぎます。

「お客様がラベルを剥がされた場合、無料修理対象外となります。」と記載されたラベル(シール)があったが、ひるむことなくラベルを脱がして、そこに隠れているネジを外し、どんどんかっさばいていく。。

キーボードを引っぺがし、カバーを外し、ようやくハードディスクに到達し交換。真ん中の写真のかっさばかれたVAIOくんの左にある四角いのがハードディスクです。

手術開始、移植、縫合にかかった時間、30分足らず。その後の再教育(リカバリ作業;ハードディスクへのデータ書き込み)も異常なく、Windowsが起動しあっけなく終了。

機械設計者の自分から見て、VAIOくんのおなかは、本当に無駄のない締まった構造してました.
生みの親の苦労が見てとれました。

術後約1週間経ちましたが、経過は順調です。今回の日記は大学近くの無線LANのあるカフェで、彼がUPLOADしました。

これからもよろしく、VAIO殿。ありのままの君を知ってもっと好きになりました。今、パソコンの壁紙が術中の写真・・・彼のヌード写真になっちゃってます。

あと、BluetoothのドライバをゴニョるとA2DP対応(ステレオオーディオ)対応になるみたいなんだけど、なんせ古いモデルなんで検索簡単にいかず難しそうなので足が進んでいません・・・