山水画展覧会 開幕酒会(Opening party) 佳境〜終焉

前回の続き)
夜も更けてきた6時半ごろから、ブッフェ開始。

お昼見かけたサンドイッチや、その他、春巻きや手羽先など中国らしい食べ物がならんでいます。写真ブレブレだな。
ちと取りすぎか?

昼に気になっていた、提灯型照明きれいです。

食事のあとも、かなりリラックスムード。みんな食事前からワインあおったりしてたからもう、だらだらです。
寝てる奴もいるし(笑)。

既に1ヶ月以上中国に滞在し、旅を重ねてきた彼は疲れてるのでしょうきっと。

そしておもむろに、ギターの演奏会が始まる。前の日記に書いたが、主催者が結構著名なギタリストらしく、音楽つながりの参加者がかなり多いみたいなのだ。中国、ましては杭州近辺だけでこれだけギタリストを集めて代わる代わる演奏会やってしまう会って、他に無いんじゃないだろうか。


そうして、演奏を聴いているうちにDanが実はギター好きなことが発覚する。最近は忙しくてあまり弾いてないけど、大学生のときくらいまでは結構弾いていたらしい。中国に来たからには、中国人と交流したいDanには水を得た魚状態だったんだろうな。ギター好き発覚後は、ギター弾きながらパーティ参加者達とコミュニケートしだした。

ギター弾けないおいらは、若干蚊帳の外で寂しかったりしたのだが、Danがあまりに楽しそうなのでよしとする。彼はまさか中国でこんな形で、中国人と絡めるなんて思ってなかったと思うし、貴重な機会を提供することができてよかったなと思う。
輪に入りきれないので、こうして写真をバシバシ撮っちゃったわけですね。あとから見ると、すごく楽しい気分と少しの寂しい気分が混じってる。

DanとStella。かなり仲良くなってたな。帰りの車の中では、「もうかえっちゃうの〜?」とDanが媚びたセリフを吐いたのには笑った。結構酔っぱらってもいたしね。お楽しみいただけたようで。

楽しんだ跡。

この蚊取り線香の使い方、なんかアジアンな感じ。

夜もこの建物はライトアップされて綺麗でした。

結局夜11時くらいまで宴は続きました。
帰りはまた弁護士さんの車で、西湖付近までつけてもらい、そこからDanと二人でタクシーで、Danの泊まっているユースホステルまで送っていった。Danはなかなか上機嫌で饒舌に中国語で話す話す。イギリス人と日本人のへんてこな中国語が大声でタクシー内に響き渡り、運ちゃんはちょっと気持ち悪かったにちがいない。
で、その会話のなかでDanは一つ思い出したらしく
「anhelo(実際は本名呼んでますが一応仮名で)!結局俺、おまえにゴチできなかったじゃん!今日の晩飯で実現するはずだったのに、免费(タダ)だったし!」実際には英語と中国語が混ざってたんですが、Danはひたすらno oppotunity, no oppotunityってゆっとった。中国語で出てこなかったらしい。「没有机会」って教えてあげたけど。あってるよね、この中国語。

ユースホステルに着いたとき感謝の言葉を述べてくれた。中国人と沢山交流できたことがすごく嬉しく楽しかったらしい。うんうん、そうだろう。お兄さんは全てお見通しだったのよ。ゴチしようとするところを、うまく返り討ちにもしてやったし、うまい中華料理を食べさせてやったし、いい誤算で中国人とギターでの交流もさせてやれたし。想定以上だよ。こちらもDanのような男と時間を過ごすことができて楽しかったよ。

最後に、また絶対もう一度会って、今度はゴチさせろと言われました・・・