エストニア

去年の冬、まだドイツで仕事していたころにエストニアに行ったときのこと。
SNSに上げていたものを一部修正してアップしました。

−−−−−以下、当時書いた日記−−−−−

先日エストニアに出張に行きました。前日の晩入り、当日帰国。
前日23:30にホテル着、明朝7:00から18:00まで仕事。22:00ドイツの家着、という強行日程。しかも出発1日前に決定!最近、こんな仕事多いぞ。

まずエストニアってどこなんや?と。下の写真をごらんください。

今回の飛行機の航路をGPS持ち込んで記録したもんをGoogle Earthにのっけました。緑の線が航路の軌跡で、線の右端がエストニア首都のタリン空港っすね。
ロシアの左隣、大陸の北岸、フィンランドの南隣です。
最近GPSにはまってます。記録をとって自分の動いた跡をトレースできるのが面白くてしかたないです。ちなみに、飛行機の離発着時にGPSを使用すると違法なので、良い子は気をつけるように。

ほれから、エストニアってどんなとこやったか?と聞かれても困ります。なんせ、職業柄出張いくとこは人気(ひとけ)のないとこばかりで。今回も例にもれず、行ったところは石灰石の発掘現場。まあ、一般の人には想像つかない場所っす。要は全然人も住まない地域に行くわけです。
ちなみにこんなところ。↓仮面ライダーの対決シーンとかとれそうだよね。


この前行ったザルツブルグも、まわりは、はらっぱと牛しか見えへんかったし。「出張でザルツブルグなんていいですね!うらやましい!。」と会社の事務のねーちゃん。代わりに行く?

なので、結構首都タリンの町には見るべき歴史的なものがたくさんあるみたいなんすが、かすりもしませんでした。かろうじて食事は楽しめたかな? 料理は、ドイツ料理とロシア料理を掛け合わせた感じ。 肉とジャガイモがあり、なおかつ煮込みの料理がおいしい。下の写真は、Seljankaというスープ。

ロシア料理っぽい。うまかった。寒いとこの料理だよ。あったまった〜。

(ちなみに読み方はセルジャンカ?セルヤンカ?、エストニアエストニア語です。全くわかりません。また、通貨はEEK(エストニアクローナ)1EEK=8円くらい?)
あと関係ないけどエストニアのマスタード。

それから、エストニアエストニア航空って航空会社持ってます。 コペンハーゲンからタリンはエストニア航空に乗りました。

今回の出張、1日前に決まったおかげ?で飛行機はビジネスクラスしか取れませんでした。 よって、いい思いしました。料理、お酒ともにおいしかったっす。デザートがなつめとチーズっていうのがすごくよかった。ワインにすごくあう。
行きの機内食コペンハーゲン→タリン。お酒はスパークリンワイン。


ちなみにこの出張にはドイツ人のスタッフが一緒に来ていて彼は、後に書くビールSaku(サクー)を3杯飲んでました。さすがドイツ人ですな。あとで突っ込んだら、「席離れてたのになんで見てるの!?早く寝るためだよ!」って恥ずかしそうに言ってたけど(笑)。
帰りの機内食。タリン→コペンハーゲン。お酒はビール。


飛行機内でビールは代表的なエストニアのビールSaku(サクー)を飲みました。

ラガービールで日本人が好きそうな味やねえ。 また、昼飯にもビール飲みました・・・(だってエストニア人がすすめるんだもん。国際交流、国際交流!) 昼に飲んだのはA Le Coqというビターテイストの黒ビール

黒ビールなのにゴクゴク飲めてしまう昼間っから危険な奴でした。 A Le Coqはエストニア人Andrus(あんどりゅー)曰く、ベルギー人の移民が作り始めたビールなんだそうな。
また帰りはコペンハーゲン空港経由で、航空会社がSASなのでSASの空港ラウンジを使うことができましたすんばらしかった。こんな居心地いいラウンジ来たことないっす。暖炉とかあるし。(→ラウンジの日記へのリンク

この出張のあと,このAndrusとは毎日のようにメールや電話をやりとりし(めっちゃトラブっとんですわ!) すごく仲良くなれたと思う。 Andrusはエストニアのうちの会社の機械を扱うディーラー(販売店)で働いてる。
エストニアでは日本製品の人気が高いという。 会って2時間後くらいに、現場についてから自己紹介したんだけど
「機械のデザイナーで、日本から出張してきて、今はドイツに滞在してる。」
と聞いた瞬間態度が豹変した。どうなんだ?このへん? その瞬間から、急にいろんなこと話してきた気がする。 前向きにデザイナーでよかったと思うべきか・・・・ 彼は日本製であるうちの機械を扱っていることに誇りを感じているらしい。

彼を含め、エストニアの方々の期待を裏切らぬようがんばらねば。ぼくらデザイナーは、実際に機械を売ってくれる人やお客さんに会うチャンスがなかなかない。 ヨーロッパで、うちの機械を誇ってくれる人と会う機会を持てた。 うちの機械は世界で勝負してるんだという実感をもてた。貴重な機会。
−−−−−以上、当時書いた日記−−−−−
いやはや、以前の日記を読み返すのも面白いですね。ほんっとにこのころは忙しくてたまんなかった。公私共々。仕事上でも色んな事を学んでるなあ。1年半前の出来事なんだけど、すごく前に感じる。