帯路

日本から杭州へ帰ってきて、杭州萧山空港から自宅へ帰るタクシーの中、下のような方々を見かけました。

「帯路」って札持ってますね。
「帯路」な人たちですが、中国の高速道路の下り口によくいます。
よくヒッチハイカーと間違える日本人の方がいらっしゃるみたいですが、そうではないです。彼らは「道先案内人」なのです。
どういうことかというと、他の地方から来て、到着地不案内な運転手の車に同乗して道案内道案内するという商売なんです。結構全国的にいらっしゃるそうです。料金は交渉ですが、だいたい50〜80元とタクシーの運ちゃんは言っておりました。
「帯路」な人たち、杭州ではあまり見かけなかったのですが、多分国慶節を狙って出てきていたのでしょう。
しかしまあ、中国人の稼げるところで稼いでしまおう精神がよく出てるよね。僕自身、「帯路」を頼むことは無いですが、この自らお金を稼ごうと動いていくところは結構好きです。最近中国にも増えてきている、社会に出てからも親のすねをかじり倒してる若者とか大嫌いなので。