中国語で歌うのが好きな理由 〜中国のミュージッククリップ〜

おいらの周囲の方々はよく知っているのですが、おいらはカラオケ大好きです!
数年前から中国語の歌を聴くようになってからは、もう中国語で歌いたくて仕方がありません。
なので、それからというもの、たまに中国や台湾に旅行行って現地の友人と会って
「どこ行きたい?」って聞かれると、
「カラオケ行きたい!」って答えることがしばしば。あ、中国で日本人がカラオケ行きたいっていうと勘違いされることもしばしばです。(笑)

中国や台湾でカラオケのいいところの一つは、曲のバックに流れる映像が9割方その歌手のミュージッククリップです。中国ではミュージッククリップのことMTVって呼ぶこと多いですね。あ、あとカラオケはKTV.KはカラオケのK。カラオケは日本でできた言葉で、世界中で通じると言いますが、あれは本当です。僕はヨーロッパ勤務時代イタリアの定宿のホテルで、よく部屋の中で歌っていました。(一人カラオケですね・・・寂しかったのかな・・・)すると、部屋を掃除するイタリア人おばちゃんメイドさん達に、「oh!カラオ〜ケ〜」って。知ってるんだよね、イタリアのおばちゃんまで。あだ名カラオケにされてました。(笑)これはすごいよ、イタリアの英語なんか全然喋れないあのオバチャンたちが知ってるんだから。

と脱線しましたが、中国のカラオケでは歌手のミュージッククリップが流れるのです。歌手やレコード会社たちもそれを意識してか、ミュージッククリップがすごく凝ってます。短いショートフィルム仕立てになってたりして。歌が流れている途中、時には音楽を止めてセリフが入ってたりするくらい。で、私お気に入りのクリップの監督さんがいまして、「周格泰」という監督さん。好きな曲の結構大きな割合で彼の監督したクリップだったりする。クリップの演出も素晴らしいのだが、出てくる女優さんたちがかなり可愛い!多分この監督さんとおいらの好きなおねえさんのタイプが似てるのね。

ここに「周格泰」のクリップを二つはっつけておきます。

一つは梁靜茹の「勇氣」。 梁靜茹はおいらが初めて好きになった台湾の歌手(正確には台湾で活動する歌手。彼女自信はマレーシア人。台湾にはマレーシア、シンガポール出身の華人の歌手が結構いる。)。でなおかつ、勇氣(勇気)は最初にみた「周格泰」のクリップ。ちゃんと歌の歌詞に合致した内容になってる。この曲のタイトルの勇気っていうのは、どんなことがあっても周囲の人間に何と言われようとも相手のことを好きでいる「勇気」なんですが、このクリップでは既婚者の相手を好きでいるという(単なる不倫ですが・・・)内容になってます。

もう一つは、光良の「童話」。これ結構中国在住の日本人がよく知ってる曲みたい。この女優さんがすごく可愛くて可哀想な役をやってるんだけど、こういうベタなストーリー展開に弱いですおいら。初めて見たとき泣きそうになりました。(単純すぎると突っ込みは不要。)それから面白いのはクリップの途中に岩井俊二の「Love Letter」が出てきます。曲中、あの中山美穂の「お元気ですか〜!」が響きわたります。

あ〜、中国に行きたい、カラオケに行きたい!!