バッタバタの週末飛行機搭乗

しっかし今回の飛行機搭乗はバタバタだった。
元々、20時15分発神戸行きの便だったのだが、天候不良のため飛行機が遅れた。その遅れが80分あるという。
そのアナウンスがあった時、ANAのラウンジで悠長に新しく入っていた焼酎「小松帯刀」をロックでたしなんでいたところだった。

で、アナウンスを聞くやいなや、ラウンジ内のインフォメーションに駆け寄り、同時刻20時15分の関空行きに変更できないか問い合わせてみた。すると席が2席だけ残っており、変更可能だという。早速変更手続きにかかってもらったのだが、
「お客様、お荷物はお預けになっていらっしゃるでしょうか?」
との問いかけ。お、おあずけですがなにか(心の声))(汗。悪い予感・・・。
で、予感的中!一度、チェックインカウンターに戻って荷物を引き取り、再度チェックインしないといけないという。80分遅れという事実に背は向けられず、しぶしぶ了解する。それから、グランドホステスのお姉さまとダッシュ!検査所を逆流し、チェックインカウンターに戻った。戻って再度チェックインなはずなのだが、まだ荷物は到着しない。
で、席に座って5〜10分待っておくよう言われる。待っていたのだが、10分経っても荷物は来ず、ラウンジから付き添って来てくれたグランドホステスのお姉さまは、カウンター内のものに引き継いだ、と言ってラウンジへ戻っていった。
それから10分くらいしてやっと、神戸行きへ準備にかかっていた我が荷物が戻って来た。これで晴れて関空便にチェックイン完了。
そして、再度検査所で検査を受け無事通過し、関西行きのゲートに着いたら、出発予定時刻の7分前ギリギリ到着。しかし、7分前だというのに乗り込む気配がない。しばらく立ちんぼで待っていたら、アナウンス。
「整備必要な箇所が見つかりましたため、整備完了後の出発となります。新たな出発時刻は改めてご連絡させていただきます。」だと・・・。関空行き、お前もか・・・。と思ったのだが、20分遅れの出発だった。
今回の飛行機搭乗はバッタバタだった。
こうは書いたけど、ANAの方々の対応はすごく良かった。かなりギリギリの状況でミスない対応で、無事関空行きに変更して乗れたしね。
今日はかなり風が強かったらしい。そのせいで、神戸行き以外もけっこう遅れが出ていた。飛行機飛んでいる時も、かなり揺れで、CAさんもものを落としたりしてたし。

そうそう、関空行きが遅れて待たされてるとき、弁当買ったんだ。いわゆる「空弁」ってやつ。飛行機の中で食べる弁当。空で食べる弁当→「空弁」。
買った「空弁」は、「トンポー蒸籠(せいろ)」っていうお弁当。

羽田から飛行機に乗る度に見かけてたのだが、中味が見えず正体不明で気になっていたのだ。
で、飛行機の中でご開帳!

んー、豚丼?どうやらトンポーっていうのは、東坡肉(トンポウロウ、言わずと知れた中国の豚の角煮。のトンポーだったのね。その奥には煮たまごが見える。かなり食欲をそそる、飾り気のない、漢(おとこ)な弁当だ。この「トンポー蒸籠」にはまだ2つの驚きが隠されていた。
そのうちの1つは、ご飯がおこわなのだ。軽く醤油ベースの味付けのおこわ。これにはやられました。おこわっつうか、もち米好きなんすよ。中国ではしょっちゅう粽子(ちまき)食べてたし、タイ料理でもいつももち米炊いたの頼みますよ、アタクシ。
そしてもう1つの驚きは、底にあと2枚豚肉入ってる!

ひつまぶし方式か!?これはほんとにびっくりした。弁当の友に買った、プレミアムモルツが進む進む。
てなことで、今回の飛行機搭乗では、バタバタしながらもかなり楽しんだのであった。おわり