万里の長城へは動車(新幹線)が走ってる

北京に行ってきました。9月の初めての週末に。
ANAのツアーで激安なのがあったことが北京に行った理由。ツアーで一人では行けないので、会社の海外旅行好きの後輩を誘ってみたら、行くという。それで来た2泊3日の北京旅行。8月の夏休み直後ということで、ツアー客が少ないんだろうな。

事前に後輩と話したら、とりあえず万里の長城に行きたいという。しかし、2泊3日で行くとすると、時間の余裕がなく、唯一フルに一日を使える2日目でないと行けないなあと。しかし、その唯一の2日目を万里の長城だけでついやしてしまうことになるのはもったいないなあ、ということで長城は諦めとこうとした。おいらとしても、長城へのモチベーションは低かった。2回行ってるし、快晴と豪雨のとき一度ずつ。豪雨の長城は、見晴らし悪いわ、足元滑って危険だわ、最悪でした。


そう言って諦めさせようとしてるときに、1日目に行けないか?と言い出した。そもそも飛行機着くのは、1時半過ぎだしそっからチェックインして、ホテルから結構離れてるバス乗り場まで行って2時間以上かけて長城に行くことになる。そうすると、着く時間がだいぶ遅くなって、着いても暗いだろうし、もう入れないんじゃないか?ということでや、はりダメかという結論に。まだ後輩はしぶってるので、一応、バスはそもそもどの位の時間通りかかるのかを、調べようかということにした。そうすればあきらめるだろうと。で、そんな話をしていたのはたまたま居合わせた近所のスタバで、iPad2 /w ZAGG mate & Wimaxを基本に、他にも携帯いくつか並べて、いつものごとく変態モバイラーっぷりをかましている時だったのです。そんな長城の行き方くらい、ソッコーしらべられるんでしょ?という後輩の無言の視線を感じていたことも、調べた理由としてありますが。。。

で、百度一下(中国最大の検索サイト百度で検索することをこういいます。「ちょっと百度」ってな感じの意味ですかね。日本語でいうところのググるってやつですな。)すると上位に出て来たのがバスではなく列車の時刻表。これはあり得ない。なぜかというと、初めて旅行で北京に来た時に長城に行ってるんだけど、列車で行ったのだ。そのとき片道をゆうに3時間はオーバーしていた。列車自体もすごく古びたものだったし、列車が途中の駅に停車するたびに、次に出発するまでの時間がかなりながいのだ。軽く15分〜20分は停車していたんじゃないかと思う。その停車が何度かあったのだ。ちなみにそれは2002年6月。日韓W杯真っ最中にあたくしは初めて中国に足を踏み入れたのでした。
↓ちなみに2002年に乗ったのはこんな列車。「京風4 1861」とか書いてんね。

↓内装もこんな感じにかなり安っぽい。


ちと脱線しましたが、その時刻表をよくよく見てみると、北京北站から八达岭站まで、1時間20分くらいしかかからないようだ。ちなみに見たのは、ここのサイト。
http://www.smskb.com/train/Beijing/BeiJingBei_VAP.htm
これまた調べると、どうやら長城にもそのときかなり話題になっていた「新幹線」が通っているらしい。そいで、たった1時間20分で着くようになっていたのだ。諦めさせようとしたところ、解決策を発見してしまうという、策士策に溺れまして、北京北站15:25−八达岭站16:42のS217便ってやつで行こう!長城から夕陽を見よう!ということになったのでした。

なんか、広州のときと同じ感じで思い出話からスタートしてる。続きがなかなか進まない予感。。。