2006年シンガポールに行った理由


シンガポールに行ってました。去年の7月に。
日記見返してみると、まったくシンガポール旅行について触れていないことが判明。他の旅行に関しても、触れるだけで全然内容を語れていないが・・・

何で行ったのか?とりあえず、うちの会社というか工場は、7月の中旬に毎年どこか月曜と火曜をやすみにして、土〜火の4連休を作るのです。
元々は夏は電力供給が逼迫するので、平日よりも土日に工場を稼働したほうが電気代が安いっていうので、土日でなくて月火や木金に休みをずらすっていうのを10年前くらいまでやってました。
理由はわからないけど、最近数年は土日は休みのままで以前の名残の月火連休がどこかにくっついて4連休の日ができてます。でその4連休に毎年どこに行こうか考えるのです。
距離的なところで東南アジアが多いですね。だいたいタイかシンガポール。で、去年はシンガポールへ行ってました。シンガポールへ行くのは2度目で、初めて行ったのは2006年で同じこの7月の4連休に行ってました。

その2006年に訪れたときは明確に1つ理由がありました。それは、「10年来チャットしてきた友人と会う。」というものです。最近は中文チャットがひとつの趣味であるおいらですが、そのルーツというか始まりは大学時代に始めた英語チャット。大学の研究室の友人たちが使っていたICQというチャットソフトを使って、そのとき初海外(アメリカ東海岸)から帰ってきたばかりで英語の勉強に意欲を燃やしていたおいらは英語チャットをはじめるのです。
ICQというソフトのいいところは、登録ユーザを詳細な条件をつけて検索できるところです。(最近使ってないので、今はどうかわからないです。)性別、年齢、職業、言語、住んでる場所などの条件を絞って検索できたのです。
そこで英語を勉強したいおいらですので、まずは英語ネイティブの人を検索かけて見つけてメッセージを送るわけです。とりあえず、チャットを始めてもらえるのですがそのうち"r u there? r u there?"(Are you there?のこと。)と連発されることになります。要は、英語のレベルがかなり低かったので相手の問いかけに答えるのにものすごく時間がかかるわけです。そんで最後向こうはこちらがチャットをしているPCの前から席を外しているんではないかということで、「いるの?」と聞かれてしまうわけです。ネイティブの方々とチャットするたびにそんなことになってしまい、そのたびにヘコまされてしまいます。そうしてヘコまされる一方、結構こちらも検索に引っ掛けられて結構メッセージが送られて来ます。アジア系中でも中国、香港、タイからのリクエストメッセージが多かったです。
で、毎日ヘコまされてると、さすがにネイティブとチャットする気持ちが萎えて来てしまいました。それに比例して、アジア系の人とチャットする率が増えていったのです。だんだん英語のレベルの似かよった人が残っていきました。
そのおいらのチャット黎明期からず〜っともう10年以上連絡取り合っている友人が2人います。一人は同い年の香港人。もう一人は何と、タイの中学生。中学生と英語同じレベルって泣ける・・・
香港人のほうは、以前日記に書いたんだけど、(→当時の日記へのリンク)グアムで結婚式に呼んでくれた子です。
もう一人のタイの子の方が、大学生になってシンガポールの大学へ留学してたんですわね。高校までバンコクに住んでて、旅行ついでに会おうとトライしたことあったんだけど、うまく連絡取れなくって会えなかったんだよね。その当時、例の7月の4連休の旅行先を決めかねてたおいらは、よし彼女に会いに行こう!とシンガポールへ行くことにしたのでした。

改めて活字にするとすげえな。チャットで始まった関係がよくここまで続いたもんだ。
ちなみに日記の最初の写真は、はじめてシンガポールに来た時に立ち寄ったバーでビールをゲットし喜ぶおいら。はてなブログのプロフィール写真であり、twitterの最初のアイコンはこれでした。