H2Bロケット打ち上げ成功おめでとう!

昨夜、ロケット打ち上げをインターネットによるライブ画像で見ました。

せっかくなので、思ったことをつらつらと。

生で見たのは初めてで結構緊張感がありました。カウントダウンいいものですね。なかなかドキドキ感があります。

3桁の数字は、下2桁だけでカウントダウンしていくんだね。280、79、78・・・71、270、という感じで。

何故かは知らないけど、深夜の打ち上げだった。場所的に昼でもというか、過去に何回も昼にあげてたのに何故なんだろう。大型のものでは初めての夜の打ち上げらしい。何か技術的な理由でもあったのかな?世間へのアピールはもっと早い時間のほうがいいはず。

あと、JAXA中継のカメラワーク悪かったんじゃないかな?ロケットが上昇したとたん、カメラがホワイトアウトしちゃったじゃん。絞り間に合わなくて。これってやっぱ夜だから難しかったんだろうな。このことからもどうして夜やったの?って感じだ。

設計者の端くれとしては、こういう夢のあるものもやってみたいなって感じがやっぱりしてしまう。結構対局にある、一般の人の意識にあまり出てこない泥臭い機械に携わってるからね。

あと、日本のロケット分野がアメリカや中国を含めた国より実績が少ないのはなぜなんだろうな。結構失敗率高いし。
日本企業が生産する機械製品は一般的に、世界の中でもっとも、精度良くできていて、壊れにくい。自動車にしかり、工作機械にしかり、あちきの携わっている機械もしかり。
なのに何故「失敗」する?
漠然とした単なる思いつきですが、可能性大きい物としてあるのは以下の2つかな?
1.国が積極的でない
2.マネジメントが下手。マネジメントも色々。お金集め人集め、部品集め、試験、組み立て、打ち上げなどなど。

1.の話は僕がしなくてもいいでしょう。
2.なんだけど、ものづくりの世界にいてると、欧米の方々マネジメント力ってすごいんだろうことが推測されます。
よくいうところで、日本企業ははボトムアップで、欧米企業はトップダウンと。
まあ多くの外国の製造業に関わる方々は、日本人に比べて設計者も含め、アウトプットは大ざっぱだと思う。仕事で関わった多くのドイツ人だってそうだったんだから、おそらく世界的にそうなんだろう。日本人が特殊できちんとしすぎなんだと思う。その人たちをまとめ上げて製品を生みだしていくトップのマネジメント力ってすごいと思う。日本企業は物自体はトップが何も言わなくても、下々のものがしっかり自覚をもってしっかりつくる。個々の与えられた仕事はきっちりこなす感じ。だからマネジメント力を強く求められないので、マネジメントが育つ土壌が無いのかも。欧米では逆なんだろうね。トップのギャラってすごいもんね。日本は偉くなっても給料の上昇が低いから、トップは報われないよね。それぞれギャラ相応の仕事を求められているとも取れるけどね。

後半、睡魔におそわれつつの垂れ流し文章です。ごめんなさい。
さあ寝よう。おやすみ。晩安