西藏飯店 in 成都

成都出張の際に泊まったホテルは、「西藏飯店」というホテル。
予約するときは、今回は出張なので予算にいつもより余裕があるのでそこそこ高級なホテルにしようと考えていた。そこで中国のホテルを探すときにいつも使っているサイト携程旅行网(http://www.ctrip.com この中国のサイトかなりGoodです。詳細は改めてアップします。)で検索すると、この「西藏饭店」という名前が目にとまった。「西藏」ってチベットのこと。個性ある雰囲気を持ったホテルかもしれないと思って決めました。だいたいシングルで一泊400元弱でした。日本円に換算すると一泊5千円代で収まるのですが、中国の地方都市ではそこそこのホテルに泊まれる値段です。出張でなかったら高くても200元くらいで私は済ませてしまいます。

成都双流空港からだいたいタクシーで60元を少し越えるくらい。そこそこの値段のするホテルに泊まるときに嬉しいことの一つに、タクシーの運転手さんが場所を知っているというものがあります。ホテルの名前を言えば、それで行ってくれる。日本でも同じで、安いマイナーなホテルに行こうとすると運転手さんが場所を知らず、結構難儀したり」するものです。この時点で高級ホテルのサービスは始まっているのかも知れませぬ。

着くと結構いい門構えです。ぶっとい柱がどどーんと立っています。
↓着いた時でなくてその夜に撮った写真。(ピンぼけ&手ぶれ最悪)

そしてチェックインを済ませ、エレベータへ向かうと脇の壁に・・・

「宝箱」!ではなくて、お香立てのようです。真ん中の隙間にお香を挿して使うようですが、このときはお香は有りませんでした。
また1階にはチベット物品販売コーナーがあり、ここは見るだけでも結構面白いです。独特の雰囲気を醸し出してます。かなり好きです。

そしてエレベータで部屋の階に着いて部屋までの廊下はこんな感じ。独特の模様のある絨毯です。

部屋に到着。ドアのすぐ脇にはクローゼットがあり、中にはバスローブが用意されています。なんかバスローブって使ったことほとんどないんだけど、あると高級感があるよね。

そしてテレビとソファー。テレビは液晶。冷蔵庫もある。冷蔵庫、重要っす。何故かは聞くべからず・・・

テレビのリモコンは、無駄に、皮のケースに入っています。高級感を出そうとしているのだろうが、邪魔です。

そして気になったのが、ケースの中のチャンネル表。5チャンネルにNHKが写るではありませんか!僕は中国で普段日本のTVは受信できない環境にあるので軽くはしゃいでしまいました。

久々に見ました。動く鳩山総理。

テレビ横のデスク上のティッシュケースが何故かエジプト風。ひょっとしてチベット風なのか・・・

デスクの下には、前に書いたように「吹风袋」に入ったドライヤーがあります。

また、デスクの上にこんなものが。

水のくせに「15元」だとー!しかも300ml位しかねえし。日本より高えじゃねぇかー!どんなええ水やねん!と憤ってしまいましたがちゃんと流しにありました。
「無料飲み物」が。日本語要らない。興ざめ・・・まあ、ミネラルウォーターにそんなにウェイトは置いてませんが・・・

でその流し。普通に清潔で良いです。ポットもある。中国のホテルにはどんな安ホテルにも必ずポットがあります。中国人はお湯がないと暴動を起こしかねません。彼らはお茶かお湯をほんとにずーっと飲んでる民族です。

その流しのあるシャワールーム。湯船はないです、残念。

ベッドはけっこうふかふかで良い感じです。

別途の上にぽつんと物を見えるかと思いますが、これ絵はがきなんです。

チベットを写した絵はがきが日替わりで置かれています。ちょっと嬉しいです。
また、最近のホテルで多いですが、リネンはリクエストしないと交換しません。コスト削減と環境保全をない交ぜにしたあれです。今回4泊しましたが3泊交換せず3日後、夕方部屋に帰ると「3日間環境保全に協力ありがとう」という紙と下のような袋が置かれてました。

中身はチベット風のネックレスでした。大した値段はしないのだろうけどちょっと感動してしまいました。

最後にエレベータの中に下記のような案内が。

コレ何かというと、中国の建国60周年を記念して「国庆中秋西藏」の6文字のうちいずれか一文字だけでも名前に含まれていれば、普段軽く500元以上する「高级单人间 」(ハイエンドシングルルーム)をわずか199元で提供するキャンペーンなのです。10月31日でキャンペーンは終わっちゃってますけどね。