翻訳ウォーカー

最近iPAQ hx2750の利用頻度が高くなった理由の一つが高電社さんの「翻訳ウォーカー」があります。
翻訳機能は中国語初心者、中国語できない方にとってはかなり重宝すると思います。単純な文章は確実に訳してくれます。
僕からみて、この翻訳機能というか翻訳ウォーカーの最もすごいところは、「朗読機能」です。
発音がすごくいい。発音エンジンをかなり優れているのでしょうが、発音機能のついた高級電子辞書でもここまでの発音は実現できてないのではないかと思います。
日本語を入力して翻訳させて中国人に聞かせればいい。発音が難しい中国語。これでかなり喋れない人は助かると思う。また逆もできる。中国人に中国語を入力させて日本語に翻訳させるのだ、中国語手書き入力できる強みっすな。
↓日本語→中国語翻訳

↓中国語手書き入力&中国語→日本語翻訳

翻訳した履歴を登録できるので、よく使うフレーズを記録しておいて朗読させて使うというのもかなり有効なのではないでしょうか。

で翻訳機能も結構いいのですが、正直最近はもう翻訳機能はほとんど使わないです。翻訳できるレベルの文は自分で話せるようになってしまったから。(ちょっと自慢)

最近よくつかうのは、「翻訳ウォーカー」に含まれている「中日辞典」「日中辞典」。単純な電子辞書としての機能です。
電子辞書そのものも持ってます。
しかし、このPDA&翻訳ウォーカーは以下の点で専門機の電子辞書より優れてます。
1.発音
2.入力方法
3.携帯性

1.の発音に関しては翻訳のときに言ったとおりすばらしいものです。
2.入力方法と3.携帯性に関して
入力方法としては使い慣れたPDAの入力方法がそのまま使えるのと、なおかつ中国語を手書き入力を翻訳ウォーカーはサポートしてます。日本語入力ではATOKが、中国語では「搜狗输入法」が使える。
↓日本語ATOK入力              

↓中国語「搜狗输入法」入力        ↓中国語手書き入力

僕はかなり頻繁に辞書を引くので単語レベルの入力とはいえすばやく入力できることはメリットが大きいです。中国語の本を読んだり、文章を書くときかなり時間を省けます。このことで最近またiPAQ hx2750&翻訳ウォーカーを使い倒すことになり使用頻度がupしたのです。正直買った直後はあんまり使ってなかった。当時はATOKや「搜狗输入法」が無かったことと、この入力メリットを享受できるレベルに中国語能力がイケてなかったことがその理由。

それから手書き入力は電子辞書の高級機も持ってます。しかし高級機はサイズが大きい。なかなかポケットには入れられません。PDAならポケット携帯可能ですよね。
iPAQ hx2750とCASIOの電子辞書EX-word DATAPLUS 4 XD-GP7350

と、いうことで中国語使う機会があってWindows Mobile機を持ってる人なら「翻訳ウォーカー」はめちゃめちゃお勧めです。
今は辞書機能だけの「辞書ウォーカー 中国語」ってのもあって「翻訳ウォーカー」の半額くらいで買えるみたい。もし今購入するんだったら翻訳いらんしこっち買うかも。「中日辞典」「日中辞典」以外に他の辞書2つ付いててお得だし。

なので、WindowsMobile持ってる人で旅行するのに中国語電子辞書を買うくらいなら「翻訳ウォーカー」買った方がいいっすよ。だいぶ値段も下がっててうらやましい・・・手書き入力できるタイプの電子辞書よりずっと安いよ。まあWindowsMobileもってなかったらそうはいかないけどね。

1年前くらいに山根康弘さんがレビュー(http://news.livedoor.com/article/detail/3784469/)書かれてます。この文書いたあとに気づいた。ずっとわかりやすいやんけ・・・最初からリンク書けって?そう言わないでください・・・

最後にPDA&翻訳ウォーカーのいいとこばかり書いてきましたが、どうしても専用機の電子辞書にかなわないことはあります。
それは、「起動時間」「安定性」と「電池の持ち」です!
専用機の起動時間は一瞬でかなうべくもないです。また翻訳ウォーカーを他の重いソフトと同時に立ち上げておくとごくほんのたまにですがフリーズします。また電池の持ちは勝負になりません。専用機は単4電池2本で1ヶ月くらいもってしまいますから・・・