重慶にいった理由

成都に出張に行ったときに出会った友人がいて、たまにQQ(中国で最もメジャーなチャットソフト)で、チャットして連絡を取り合っていた。彼と出会ったのは、成都の展覧会で、竹や廃材を使って建てる家の展示を見ていたときのこと。
↓こんな工法のおうちの展示だった。成都だし四川大地震のあとということもあり地震に強いものだとか家の建築工法の展示も多かったのだ。

階段を登ったところに座ってる男がそのときに知り合った友人。

その日誰か同僚の誕生日だった(その同僚はそこにいなかったのだが・・・)らしくバースデーケーキがあり一緒に食べようと誘われ食べることに。

そして一緒に写真を撮った。まあいつものパターンだけど、へたくそな中国語を喋る日本人技術者ってのが受けたのだろう。

で、その一緒に写真を撮った友人が実はテレビドラマの助監督をやっていたのだ。たまたま中国語がへたくそな外国人の役があり、出てみないかと誘われたのだ。
そう、重慶に行った理由とは、実はドラマに出演するためなのです。OKはしたものの、「超」友情出演です。ギャラはなし、交通費もなし。泊まる場所と飯は、タダだったけどね。ちなみに上の写真を見て、ドラマの監督はOKを出したらしい。誰でもいいのか?

↓ちなみにドラマのチラシ。っていうかチラシでいいの?何ていうんだこういうの?

タイトルは「莫莫向前冲」。タイトルの意味はよくわからんです。内容はコメディーです。
全部で20話。その第8話で出演します。その第8話にはほとんど出ずっぱりです。たった1話ですが撮影に丸々2日かかりました。役柄は「中国語の下手くそなブスな中国人の彼女のいる外国人」というもの。あいたたた・・・っちゅう感じですな。
しかしまあ、おいらもよく彼を信じて重慶まで行ったよなあ。下手すりゃ、どっか連れて行かれて身ぐるみはがれてかもしれんというのに。よい子はまねしてはいけませぬ。