モンゴル料理「オッと屋」

おいらが中国に行ってから好きになった食べ物の一つに羊肉があります。
主に食べていたのは、火鍋とか焼いた串とかです。日本に帰って来てからというもの、なかなか羊肉を食べられる機会がございません。ガッツリ羊食べたいなあと悶々とした日々を送っていたところ、友人からとある新宿にあるモンゴル料理屋を教えてもらい、食べに行くことにしました。

店の様子は、結構こじんまりしてて独特の雰囲気があります。

天井と壁ががモンゴル遊牧民の移動式住居である「ゲル」になってる。店のオーナーがモンゴルの方で「ゲル」そのものを持って来て天井と壁に組んでいるんだそう。
天井が非常に独特っすねえ。

それから、お客の格好が・・・

モンゴルの民族衣装着てます(笑)。別に強制では無いんですが、いっぱい民族衣装を置いてあって好きなものを無料で着ることができます。帽子もあって、女性の帽子は装飾が多く結構重いです。

今回は、”2時間”飲み放題込、オール羊のコースを予約して行きました。一般的な2時間飲み放題もあるのですが、プラス700円で4時間飲み放題にできるのでそっちにしやした。結果的に4時間で正解やったね。店の雰囲気がアットホームでゆっくり和める感じたので、4時間くらい居着いてしまいましたんで。
で出てきた料理ですが・・・
フォカッチャ?他のテーブルの人に、ブリトーに似てると言っている人もいた。

写真に取ればよかったんだけど、中にたっぷりチーズが入っていて美味かったです。
それから串。羊肉串。よく中国で屋台でかっておやつがわりにしてました。

この日は、台湾人1人と中国在住経験のある2人で行っていて、あまり”普通”の日本人のグループには出さないそうです。如何にも、民族的なものが来ても大丈夫な雰囲気をこの3人は発していたそうです。なので串を出したと、店長は言ってた。普通の日本人の方々にとって、羊肉の串お好みではないのだろうか?たしかに味付けは、日本人に対してはかなりスパイシーだったと思うけど・・・

で、骨付き肉!来ました〜!!

茹でてあるのかな?タレが付いてますが、個人的にはタレを付けないほうが、羊肉の独特の味わいが消えず美味かったです!羊肉の特徴がすごく出る、シンプルで如何にも遊牧民な料理だな。羊が苦手な人はこれはダメなんだろうなあ。

ところで、ここの飲み放題のメニューに馬乳酒があります。メニューには、「ミルク酒(16度)」とある。

16度とあるのは、ミルク酒(25度)というのもあって、そちらは透明な焼酎みたいな感じ。
テーブルにつくなり、なみなみと中身の入ったボトルがテーブルに置かれてる。オーダーしてないんだけど。飲んでみると、白濁してて甘くてかなり飲みやすい。すぐ思ったんだけど、この味も見た目のカルピス。カルピスにすごく味にてると聞いたところ店長曰く、体調が悪くなった日本人に馬乳酒を飲ませたところ、回復したと。乳酸菌がよかったのだろうか。で、それをお酒でなくして日本で売ったのがカルピスだとのこと。となりのテーブルの客たちは、「ほんとに〜?」と信じていなかった様子だった。

で脱線しやしたが、その次に出てきたのが羊肉の鍋。

ニラと豆腐ががっさり入ってます。鍋のスープに羊の味が染み出しててすごく濃厚で美味かった!!

この店、大満足です。おいらの羊肉の飢えを完全に癒してくれました。
羊好き、民族文化好きな方にはたまらないお店ですここ。また絶対来るなおいら、間違いなく。

モンゴル料理 「オッと屋」
TEL:03−6457−3617
住所:新宿区歌舞伎町2丁目41−3 レオ寿2階
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お店のサイトのリンクです。
http://chingishaan.blog99.fc2.com/
お店は日本人スタッフと2人でやってるので、予約してから行ったほうがトラブらなくていいみたいです。

厦門で食べた海鮮料理 鹭肴海鲜吧

厦門といえば小吃が有名ですが、海岸の街なのでもちろん海鮮もうまいのです。
友人に連れてきてもらった店が「海鲜吧」(日本語で無理やり訳すと海鮮のバー)っていう店。


写真を撮るの忘れましたが、外にはハイネケンの看板がいっぱいあって、たしかにバーなのかな?という感じがちょっとしないでもない外装?(実は、店が結構広くてデカイので、その時点でバーっぽくは無いですが。)が・・・)
内装は結構派手。天井に布を張っているのは新疆なテイストらしい。まあ店の料理の内容と全然関係ないけどね。

それで、注文ですが典型的な中国の海鮮料理店のスタイル。水槽を並べまくってあって、その中にある魚や貝などをどのような料理にしたいかを店員に伝えて料理してもらいます。
下の写真のように水槽を沢山ならべてあります。それぞれの水槽に値段の書いた赤い札が付いてます。

例えばこんなふうに水槽にカニやエビが泳いでるわけです。量り売りで1斤(500グラム)あたりの値段と、代表的な調理法が書いてある。

最初にビール。

ワインクーラーに入って出てきた。前に書いた海鮮料理屋ってここなんです。
で、これが今回注文の伝票。

読みづらいぜ。そんなに汚い字とは思わないけど崩れすぎ・・・

まず姜蒜炸小竹蛏。←多分伝票にこう書いてるはず・・・。

マテ貝の生姜にんにく炒めっす。竹蛏を中国語の辞書で調べて初めてマテ貝ってわかった。マテ貝って知ってたけど、初めて食べたけどうまいねえ!貝の肉を噛むと滲みでてくる出汁がうまい!

追加で海蛎煎を注文。

牡蠣の卵とじ炒め?オアチェンのこと。台湾の夜市に行ったら必ずある。厦門も屋台がいっぱいあった。これは説明いらんでしょう。口の中が牡蠣の味に占領されます。牡蠣好きにはたまらない。

◯贝汤。貝のスープ。何の貝かわからない。つか伝票読めねえ。

おいらも水槽から見た目で注文してるしねえ。これ普通に美味しい。スープは貝の出汁に少し塩で味付けしてるだけみたい。他の料理と衝突しなくてよろしい。

そして、メインは水煮田鸡。すっげー美味かった!!

赤々としてて、日本人で初めて食べる人はだいたい引きますね。
水煮っていうのは、日本でいう「みずに」とは全然違って写真のように大量の唐辛子と山椒のを大量の油に投入し、その麻辣(マーラー)な油に具材を漬け込む料理法です。中国に住んでた時に初めて食べて、虜になってしまいました。以前書いたことのある麻辣鱼のことですね。確認してみたら、ちょっと調べただけで5回書いてる。多分検索漏れあるような気がするけど。
乌江鱼(辛い白身魚の料理)乌江鱼再来麻辣鱼沸騰麻辣魚 in 重慶今日の晩飯。麻辣魚片
というほど水煮好きなおいらです。で、今回は海鮮。そもそも水煮って川魚の臭みを消す意味合いもあり海鮮にはあまり使われないものだと個人的には思ってます。で、こんかいの「田鸡」とは何なのか。日本の字では「田鶏」と書きます。これって食用ガエルなんですよ、はい。カエルって中国ではほんと普通に食べるんですよ。たまたまこの店の水槽に沢山並んでいた「田鸡」達と目が合い、中国人の友人も好きだというので、店の人に調理法を相談したら「水煮」を薦めてくれたんですね。で、「水煮田鸡」に至ったというわけです。カエルって「田鶏」と書くだけあって、鶏の味わいに似てるんです。個人的には鶏よりもあっさりしてて上品な味かな、なんて思ったりしますが。

ちなみに値段は、上の写真のメニューとほうれん草の炒めものを頼んで飲み物を含めて208元でした。

鹭肴海鲜吧
住所:思明区湖滨北路97号(滨北加油站正对面)
電話:0592-5669797 5129797


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Facebook in China

中国では、インターネットにとある壁があり、政府の検閲に引っかかった色んなサイトが中国国内からは接続できずに見れないものが多々あります。

その中の代表的なものが、FacebookTwitter。それぞれ接続する方法はあるのですが、Facebookの方はTwitterよりも壁が高いです。

で、今回の厦門滞在中は全くFacebookは見られないかなと思ってたら見れたんですよ!小細工なしで。
見られるっていっても、下のキャプチャ画像のレベルですが・・・


これでとりあえず内容は確認できやす。ただこちらから中国大陸内から入力は出来んのです。

新規投稿の方はTwitterFourSquareなどと提携させて出来るのですが、Facebook内でのコメントの入力は出来ず、コメントもらっても返事出来んのですね。厦門の旅行中コメントくれた人たち、つれない男でごめんなさい。

ビール with ワインクーラー 厦門の地ビール「雪津」

厦門の海鮮料理屋でビールを頼んだんすが、こんなんで出てきおった・・・

俺が頼んだのはワインか?おい・・・
とりあえず、冷たいのが無いっていうのでこうやって持って来てくれたみたい。
中国で冷たいビールを頼むとき「冰的!(ビンダ!冷たいやつって意味)」ってわざわざ冷たいものを頼んで持ってきてもらいます。現在ではだいぶ状況は変わってきてますが、そもそも中国では冷たいものを食べたり飲んだりすることは、体に悪いっていうのでほとんど冷たいものを飲む習慣が無かったようなのです。いまでも冷たいものを嫌う人が結構いてて、常温でビールを飲むひとが結構いるんですね。それから、冬になるとその傾向は顕著になって、店に冷やしたビールを置いていないこともあります。この店は冷たいビールを置いているようなんですが、すでに売り切れてしまったということだったみたい。実はこのビールは2本目で1本目はちゃんと冷たいので出てきたので。

ちなみに頼んだビールは「雪津」という厦門の地ビール。すっきりしててゴクゴク飲めておいらは好き。こういうのが、油濃かったり、辛かったりする中華料理には抜群にあいます。ただ日本人にとっては、アルコール度数が低い(このビールはアルコール2%台でした。2%切る中国の地ビールも珍しくないです。)味が薄いという感じがするかも。ちなみに中国ではアルコール度数の濃度が高くなるほど、酒税が高くなるという話もあってそれもアルコール度数の低い薄いビールが多く出まわる一因なんだろうけど。

八婆婆

厦門には中山路歩行街という歩行者天国な通りがあります。
ここが厦門の目抜き通りのようで、厦門人の友人が中山路に案内してくれました。
そこでご飯に連れてってくれたのは「八婆婆」という厦門では有名なチェーン店らしい。

入り口に看板出てるけど「烧仙草」と「小笼汤包」が名物らしい。
↓「烧仙草」ってこういう甘い飲み物です。

中にこういうゼリーが入っていて、これが仙草。

仙草って長い草なんだけど煮るとこんな黒いゼリーになる。これがなかなか美味しいんですよ。中国ではよく見るデザートです。それから「烧仙草」にはピーナッツやら他の寒天状のものが入ってる。

バランスよく入っていてかなり美味しい。
それから「小笼汤包」は小籠包だね。

スープたっぷり入っててンマイ!
あとここでは食事もできて、なんて呼ばれる料理か知らないけど好きな野菜が具材を自分でチョイスしてきてそれをスープの中でごった煮にするもの。写真をごらんあれ。



これかなりあったまって冬にはかなりいい。具材のなかにはインスタントラーメンもあったりしてかなり食いごたえのあるようなチョイスもできる。

このごった煮。ホテルの朝食にも似たようなものがあったので厦門料理なのかもしれないっす。

市場にて

厦門で街をうろついていると、賑やかそうな通りが目に入った。
その通りは市場のようで、何回か似たような市場は中国で見たことあったけどここの通りは結構ハイクラスでした。

まあ、こんなふうに野菜や魚を露天で売ってるのはどこでもある。

で、これもどこにでもあるっちゃああるんだけど生きた鳥類を売ってるの。

でもこの写真の真ん中に写ってるアヒルなんだけど、めっちゃ元気に動き回ってんだよ。結構怖かった。元気ってことは活きがよくて美味しいんだろうけどね。(笑)

あとショックだったのは下のとこ。

何がショックだったかっていうと・・・目線が・・・見てるのよ奴らが・・・
勇気のある方は上の写真をクリックしてみてくだされ・・・
見てるだけでなくて、奴らの内蔵と思われるものが周りに配置されていたりするのが結構エグイなあと・・・
とかゆっといて、市場を歩いているうちに小腹が空いたんでちょっと小吃をつまんだんだけどね。


これ「炸五香」という厦門の小吃らしい。なかなか美味かった!
おいらこういうゴッチャゴチャしたとこ大好きです!